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チョコレートとイギリス

イギリスへ伝わったのは少し遅く、17世紀後半になってから。チョコレート、紅茶、コーヒーの3つの飲み物がほぼ同時に伝わったようです。

スペインはもとより、フランスでもイタリアでも、チョコレートは貴族階級の飲み物でしたが、イギリスだけは、少し違っていました。チョコレートはイギリスでも高級品でしたが、貴族階級でなくても、裕福であれば市民でもチョコレートを飲める場所があったのです。

それが「コーヒーハウス」や「チョコレートハウス」。
社交場を兼ねた喫茶店といったところです。

1650年にユダヤ人女性が、オックスフォードにコーヒーハウス第一号店を開きます。その後、続々とオープンし、1663年にはロンドンに82軒もあったとか。
このコーヒーハウスでは、コーヒーだけでなくチョコレートも飲むことがきました。

1657年には、チョコレートの新聞広告第一号が載り、チョコレートは万病の治療予防に効果ありと謳っています。その広告主はフランス人の店主で、「我が国で初めてチョコレートを発売した店」と宣言しているので、その言葉通りなら、最初の「チョコレートハウス」でしょうか。その後はコーヒーハウスと肩を並べるように、チョコレートハウスも続々登場していきます。

スペイン以外の国で爆発的にチョコレートが流行した背景には、スペインの力の衰えがあります。勢いを失いつつあったスペインから、オランダ、イギリスなどが次々と植民地を奪って自国領とし、そこからカカオが手にはいるようになりました。カカオ栽培が、スペインだけの専売特許ではなくなっていたのです。